Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト チーム

広告プレビュー ツールでは、実際のインプレッションやクリックを発生させることなく、ご自身の広告が Google でどのように表示されるかを手軽に確認できます。プレビューで特定の地域を設定すると、たとえばご自身は大阪にいながら、異なるロケーション、例えば、東京からアクセスしている検索ユーザーに広告が実際にどのように表示されるかがわかります。

このたび、このプレビュー ツールに手直しを加え、便利な新機能を導入しました。 AdWords のアカウントにログインした状態で広告をプレビューすると、統合されたキーワード診断の結果が表示されます。下の例では、「赤いバラ」というキーワードを入力し、東京で広告が表示されるかどうかを確認しています。

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この検索に対して表示される広告を確認できるほか、ご自身の広告が表示されているかどうかや、関連するキャンペーンと広告グループへのリンクを具体的に確認することもできるようになりました。

広告が表示されない場合は、プレビュー ツールでその理由がわかるため、入札単価、ターゲット地域、1 日の予算を調整する必要があるかどうかや、アカウントの最適化を検討すべきかどうかを判断するうえで役立ちます。

また、新しく設けられた「デバイスの設定」を使用すると、ハイエンド モデルの携帯端末向けの広告について表示や診断を行うことができます。必要に応じて、特定の携帯端末や携帯電話会社を指定することも可能なので、さまざまな端末での広告の掲載状況を確認できます。同僚の皆さんから携帯電話を借りて回るような手間はかかりません。

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この機能は特に、住所指定オプションを使用して、モバイル広告キャンペーンのターゲットをご自身の所在地以外の地域に設定するような場合に有効です。広告プレビュー ツールで緯度と経度の情報を入力すると、指定の地域内のモバイル ユーザーに対し、ビジネス拠点の住所が広告で適切に表示されるかどうかをすぐに確認できます。また、広告を見たユーザーが、その場所までの距離を把握することができるハイパーローカルの距離マーカー(英語ブログへのリンク)が表示されるかどうかを調べることもできます。

AdWords アカウントの [レポートとツール] タブにある [広告プレビュー ツール] を選択するか、www.google.com/adpreview にアクセスして、これらの新機能をぜひお試しください。