Posted by 山澤 麻里子 プロダクトスペシャリストチーム

広告主様のご意見にお答えし、Google コンテンツ ネットワーク上の広告掲載場所をさらに細かく管理できるように「サイト除外ツール」をパワーアップしました。

この変更により、個別のウェブページだけではなく、カテゴリ(トピックとページの種類)を除外することで、一連のウェブページ全体にわたって広告を表示しないことが可能になりました。このツールの拡張機能により、これまでのサイト除外ツールから、「サイトとカテゴリの除外ツール」という名前に変更いたしました。

では、新しくなった「サイトとカテゴリーの除外ツール」を、簡単にご紹介しましょう。

今回新しく追加されたカテゴリには、2 つのタイプ – トピックページの種類 – が提供されています。

「トピック」のタブを選択すると、次のような画面が表示されます。

クリックして拡大

トピックの除外設定は、サイトのページレベルで適用されます。例えば、トピックの除外を"紛争、惨事"にしている場合、New York Times のスポーツ欄等のページには通常どおり広告は表示されますが、イラク戦争のページには広告は表示されません。また、トピックの除外はキャンペーン単位で利用でき、プレースメント、コンテンツターゲットの両方に対応しています。

次に、「ページの種類」のタブを選択すると、次のような画面が表示されます。

ページの種類の除外設定では、特定の種類のウェブページにお客様の広告が表示されないようにできます。

クリックして拡大

このように「サイトとカテゴリーの除外ツール」は、広告の掲載場所を特定し、よりターゲットされた配信に役立つものですが、カテゴリの除外を検討される場合は、次の点も考慮する必要があります。
  • カテゴリ除外は、広範囲に広告の掲載場所を制御することになるので、インプレッションやトラフィックに思った以上の影響を与える可能性があります。その点をご心配される場合は、カテゴリ除外機能ではなく、今まで通り、「サイト」タブで特定ウェブページを除外することをお勧めします。また、サイト別のインプレッション等を確認したい場合は、「広告掲載別の結果のレポート」をご参照ください。
  • Google のシステムでは、もともと関連性の高いコンテンツ ページ上に広告が表示されるように最適化されています。 トピックまたはページの種類を除外することにより、お客様の製品やサービスに関連する情報が含まれたウェブページを除外する場合があります。また、キャンペーンへのトラフィックが大幅に減少する可能性があります。除外設定を行う前に、トピックやページの種類ごとの広告掲載結果を確認してください。
  • Google の技術でできうる限り、これらのウェブページをカテゴリしていますが、コンテンツ ネットワークの動的な性質により、1 つのカテゴリを除外しても、関連するすべてのウェブページが除外されるとは限りません。望ましくないウェブページに広告が表示されていることを確認した場合、「サイト」タブを利用して、該当のウェブページを除外するようお願いします。
  • Google の AdSense ポリシーでは、ポルノや暴力など、不適切なコンテンツが禁止されており、コンテンツ ネットワークのすべてのページがこれらのポリシーに準拠するよう求められています。頻繁に更新が行われているコンテンツであっても、コンテンツ ネットワーク内のページがこれらのポリシーに違反しないように、自動または手動で、複数レベルの審査が行われています。

詳細については、サイトとカテゴリの除外ツールのヘルプセンターをご参照ください。