2007年11月16日
Posted by 広告営業企画チーム / プロダクトスペシャリストチーム

このたびユーザーによる広告のミスクリックを防ぐため、Google コンテンツネットワークに配信されるテキスト広告のフォーマットを変更いたしました。これまでユーザーはテキスト広告の背景を含め、どこでもクリックすることができましたが、今後はテキスト広告のタイトルおよび URL 部分のみクリック可能になります。

Google ではこれまでも積極的に無効なクリックを監視し、フィルターしてきました。今回のフォーマット変更で広告主様にとって、より価値のあるクリックにのみ課金されることになったと考えています。また、今回の変更は Google コンテンツネットワークに配信されるテキスト広告のフォーマットを Google 検索に配信されるテキスト広告のフォーマットに近づけるものです。ユーザーが意図しなかったミスクリックは、広告自体や広告を掲載しているサイトに対してネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。こういったミスクリックが起こる可能性を減らすことで、ユーザー、広告主様およびサイト運営者様にご満足いただけることを願っています。

広告主様の中には、テキストフォーマットを利用したコンテンツターゲット広告およびプレースメントターゲット広告のコンバージョン率の向上、クリック数やクリック率の減少に気づかれる方がいらっしゃることでしょう。AdWords から得られているコンバージョンや ROI を知るためにはコンバージョン トラッキングGoogle Analytics をご利用ください。ユーザーのクリックが広告主様のサイトで価値あるアクションにつながっているのかどうかを計測することができます。もし他のトラッキングサービスをお使いの場合は Value Track タグをお使いいただくことでクリックが Google 検索、検索ネットワークから来たのか、Google コンテンツネットワークから来たのかを識別することができます。

Google はこの変更が AdWords の広告主様のパフォーマンスを向上させ、Google コンテンツネットワークにかかわる皆様のさらなる利便性につながるものと考えております。