2007年4月23日
Posted by 小笹 文 広告営業企画チーム

Google AdWords の入札方法に、「希望平均単価を設定」という機能が追加されました。

これまで AdWords の入札方法は、「クリック単価やインプレッション単価をいくらまでなら入札できるか」を指定する、上限クリック単価(上限CPC)上限インプレッション単価(上限CPM) によるものでした。しかし、今回リリースした「希望平均単価を設定」機能を使用すると、実質課金されるクリック単価 (CPC)、またはインプレッション単価 (CPM) の希望平均額を指定することができるようになります。こちらをご利用いただくことで、キャンペーン全体の予算をご希望の費用とできる限り近づけることができるようになります。

具体例を使って少し説明してみましょう。

例えば、広告主様が平均クリック単価を 60円にしたい場合、上限クリック単価を設定した後、しばらくの間キャンペーンの運用をしながら、平均クリック単価が 60円前後となるよう定期的に上限クリック単価の調整をしていただいているというお話をよくお聞きします。

このような場合、「希望平均単価を設定」機能をご利用いただき、ご希望の平均クリック単価を 60円に指定いただくと、設定後は AdWords のシステムが、その平均クリック単価(60円)にできる限り近づけるよう調整をします。調整のためにその都度アカウントにログインしていただく必要はありません。上限クリック単価での設定に比べ、キャンペーン開始後の平均クリック単価の管理がしやすくなります。

この機能は、段階的に提供していますので、まだご確認できていないかたはお手数ですが今しばらくの間お待ちください。また、この機能は、ある程度の期間ご利用をいただくことを前提としており、希望平均単価どおりの平均クリック単価をいつでも実現できるとは限りませんのでご注意ください。

その他、詳細に関してはこちらよりご確認ください。